FXの最大の魅力は、最大25倍までのレバレッジを使って何倍にも膨らんだキャピタルゲイン(為替差益)を得られることにありますが、もう一つ、何もしなくても収益を上げる方法があります。

ヤマさん
それがスワップポイントなのじゃ

スワップポイント=金利差収入

スワップポイントもFXの大きな収入源

外貨取引は「米ドルを買うために円を売る」というように、欲しい通貨を買うには必ず別の通貨を売らなければなりません。

このとき「買う通貨の金利」が「売る通貨の金利」よりも高い場合、金利差を受け取ることができます。

これをスワップポイントと呼びます。

外貨預金に金利が付くように、FXでも金利はもらえるのです。

たとえば2016年3月現在
トルコリラの政策金利は7.50%
日本の政策金利は0.10%です。

この状態で円を売ってトルコリラを買うと、金利差7.40%を得ることが出来ます。

スワップ金利は毎日もらえる

外貨預金の場合、溜まった金利は「満期を迎えたとき」に受け取れるのですが、FXのスワップポイントは高金利の通貨(南アランド・トルコリラなど)を保有している限り毎日 日割り分を受け取ることができます。

FXには「満期」という概念も無いので、外貨の定期預金のように満期前に解約するとペナルティで利息が減ってしまうようなこともありません。

ただし、スワップポイントを得られるのは「低金利の通貨を売って、高金利の通貨を購入した場合」のみです。

逆に、「高金利の通貨を売って、低金利の通貨を購入した場合」はスワップポイント分を支払わなくてはなりません。

日本円は世界でもトップクラスに金利が低いので、買い取引の場合はほとんどの通貨ペアにおいてスワップ金利を受け取れます。

日割り

多くの場合、外貨定期預金の利息は満期と同時に一括振込の形になりますが、FXはポジションを持っている間は毎日スワップポイントが振り込まれます。

証拠金が増えていくシステムや、別口座に振り込んでくれるシステムをとっている業者など、どのFX会社を選ぶかによってシステムも多少変化します。

基本的にスワップポイントは、1万通貨所持した場合に毎日振り込まれる金額で表示されていますので、スワップポイントを365倍すると年率を算出できます。

外貨預金

外国債券、外貨MMF、外国株式など、私たちはFX以外の外貨建て金融商品を気軽に買うことができます。

その中でもFXとよく比べられるのが外貨預金です。

外貨預金はFXと違って銀行でも取り扱いがあり、人気の高い金融商品のひとつです。
預けた期間と金利に応じた利息がつき、利回りは円預金を大幅に上回ります。

しかし、高額な為替手数料がかかる上、為替差損による元本割れの可能性もあるので金利だけを見て取引するのは危険です。

売り取引ではスワップポイントを支払う

しかし、売り取引は注意が必要です。

簡単に言うと、外貨を借りて逆に円を買うのが売り取引。

円は世界最低クラスの金利なので、多く場合は金利差を逆に支払わなければなりません。

このスワップポイントによって発生するコストもバカにならないので、売り取引から始める場合は短期決戦に持ち込むのが基本です。

また、どの業者を選ぶかによってスワップポイントの大きさにも差があるので、スワップの大きい会社と小さい会社を取引スタイルに応じて切り替える必要があります。

金利差で儲けるのは為替差益を狙うよりも簡単?

アップダウンを常に繰り返している為替レートの動向を予測するのは非常に難しく、天井も下限が無いことを考えると、トランプのハイ&ロウの的中率を大幅に下回ります。

ハイレバレッジでの短期トレードはギャンブルと言っても過言ではありません。

我々個人投資家には、より長期的な目線が必要です。

その点、スワップポイントは確実に獲得できる利益だと言えます。

長期的に外貨投資を続けた場合、値動きを追って取引すると、瞬間的に大きな儲けが出ることもありますが、逆に大きく損することもあります。

知識不足から来る自覚のない無茶な取引や、焦りなどの心理的な要因も作用して、ほとんどの人は損をするまでやめることが出来ません。

>>>FX失敗談108連発

そう考えると、スワップポイントを狙って、継続的に金利差収入を確保していったほうが、トータルでは儲かる可能性が高いと言えます。

プロスペクト理論

リスクを伴う意思決定において人間の心理が非合理的な影響を与えるという理論。
多くの人は目の前の利益は早く取り、損失には長く耐えてしまいます。

これはFXにもピッタリと当てはまります。
この理論どおりに人間の心理が作用すると、利益は小さく、損失は大きくなるので、トータルでマイナスになりやすいということになります。

中長期スタンスにもリスクはある

このように、中長期スタンスでスワップポイントをコツコツ貯めるスタイルの人も大勢います。

このスタイルの人たちはトルコリラや南アランド、豪ドルやニュージーランドドルなどですが、中長期のトレンド方向に逆らった取引をしてしまうと、大きな損失が発生してしまうこともあるので注意しましょう。

実際、リーマンショックの際はトレンドが大きく円高へ転換した結果、スワップポイントで得た利益を大きく上回る為替差損が発生した人が続出しました。

スワップポイントが高いFX会社

スワップポイントはFX会社によって大小さまざまです。

1万通貨を持った場合、1日あたり何円のスワップ金利をもらえるのかFX会社ごとにまとめて表にしました。
買いスワップのポイントで比較してみましょう。

FX会社米ドル/円ユーロ/円豪ドル/円トルコリラ/円南アランド/円更新日
セントラル短資FX18-93073122016年
9/5
FXブロードネット12-1021-72016年
9/6
インヴァスト証券18-13075122016年
9/6
FXプライム byGMO12-1224-102016年
9/6
マネーパートナーズ5-2920-72016年
9/6
SBI FXトレード15-527-132016年
9/6
GMOクリック証券15-429-112016年
9/6
YJFX!17-331-132016年
9/6
外為ジャパンFX13-629-122016年
9/7
ヒロセ通商 LION FX1-4550115152016年
9/5
DMM.com証券13-629-122016年
9/7